Dieter Manderscheid (b) ディーター・マンダーシャイド

前回、前々回は若手を紹介してきましたが、今回はケルンのジャズシーンでも重鎮と言えるコントラバス奏者、ディーター・マンダーシャイド氏について書こうと思います。彼がいなくてはケルンのジャズシーンは今の様になはならなかったでしょう。ここまでジャズ、そしてアヴァンギャルド系、フリージャズ等がケルンで発達できたのも彼の影響があります。 現在はケルン音大でジャズベースの教授をされていて、ジャズ科の学部長(っていうのでしょうか?)も務めています。いつも温厚で学生の味方と言われていますが、音楽家としての彼はまだ現役!ドイツ語圏や近場のヨーロッパのジャズフェスは制覇済みで世界中で演奏しています。Brötzmannといえば日本でも有名人と思いますが、彼とも録音をしていたりします。 彼のホームページでは最近のCDがリストアップされていませんのでここに一枚載せます。二枚目は少し古めで、日本のアマゾンにはこのほかにもう一枚しかなかったですね。      そしてコントラバス四人という珍しいコンボも組んでいます。このビデオは Stadtgarten というところで撮影したものですね。若手のドラマーとの共演です。 以前 KLAENG というグループに触れましたが、そのグループのお手本となったであろう JazzHaus の主要メンバーでもあります。この2グループについては後日詳しく。 ちなみにディーター・マンダーシャイドの世代は、少なくともケルンでは音大に入学してもジャズ科がまだなく、専攻できない時でした。クラシックで鍛え上げ、オーケストラでも演奏経験を積み、ジャズ仲間とともに新しい音楽を勉強していったのだそうです。JazzHaus メンバーを含め、当時のジャズプレーヤーの努力があって、今日音大でジャズ科が築かれてきました。今ではケルン音大でも特に進歩的と言えます。 ホームページはこちら。 参加バンド(抜粋) Frank Gratkowski Quartett BASZ Ekkehard Jost (Trio, Quartett, …?人まで)

Pablo Held (p) パブロ・ヘルド

パブロ・ヘルド。ケルンのピアニストといえば誰もが口にするのが彼の名前で、あの(!)ジョン・スコーフィールドと2回ほどツアーをし、録音もしています。 当時ケルンの音大で講師を務めていたジョン・テイラーに習うために来て以来、ここケルンを活動の拠点としています。2012年ケルン市のジャズ賞を受賞。他西ドイツ放送局 (WDR) のジャズ賞 2011、南西ドイツ放送局 (SWR) のジャズ賞 2014等受賞。ダウンビートに始まり、世界中で注目され、レビューされています。 童顔だし、実際若いので一見「これが?」ってなりそうですが、彼を生で聞くとどうしても圧倒されてしまいます。特に彼のトリオは三人とも阿吽の呼吸で、正直彼らの弾いている曲は何をどうやっているのか理解するのに一苦労です。っていうかできません(笑)たとえ楽譜持っていても簡単にはわからないでしょう。ドイツのジャズ界のトップと言っても誰も異論はないのではないでしょうか。 彼は KLAENG というグループのメンバーでもあり、同じグループの人たちと多数のバンドを組んでいます。 ホームページはこちら 参加バンド(抜粋) Pablo Held Trio Pablo Held GLOW 他多数

Dominik Mahnig (dr) ドミニク・マーニク

ドミニク・マーニクはスイス出身のドラマー。ヴィリザウという、ジャズフェスで有名な街出身。 ルツェルン(瑞)とケルンの音大を卒業、現在ケルンを活動の拠点としています。2017年ケルン市のジャズ賞を受賞。他2013年にはソロでヒルデン市(独)のヴィルヘルム・ファブリー賞、2015年には「The Great Harry Hillman」というバンドで ZKB賞(瑞)も受賞。後記バンドで2017年に初来日を果たしています。    こちら伏谷さんが執筆したJazzTokyoのブログ記事にも一目おくべしと、イチオシされています。 ドラムセットはそこまで大きくないものの、小物をたくさん用いて演奏するところが印象的です。小物にはオルゴールや空き缶、鈴、ロー◯ーまで使っていたりします。それと、左利きなのでセットを左右逆に設置。セッションなどでは周りのドラマーに嫌味を言われます(笑) *因みにドイツ語では「マーニヒ」と読むことが多いのですが、スイス及び南ドイツでは「マーニク」となります。 ホームページはこちら 参加バンド(抜粋) ZOOOM Trio Die Fichten The Great Harry Hillman Tamara Lukasheva Quartet 他多数