ジャズ友がケルンに来たら…

ジャズ友がケルンに観光にきたら…   …という過程で、普通の旅行会社からは得られない情報をまとめてみようと思います。 ケルンはベルリン、ミュンヘン、ハンブルグに次ぐ都市で、人口は約100万人。しかしいわゆる観光スポットには数に限りがあり、日本人観光客は一泊する程度で次の街へ行ってしまうのではないでしょうか。ソコソコの大きさのメッセがあるため観光ではなくお仕事でいらっしゃる方もいると思いますが、ケルン大聖堂以外行くところがない、そう思われる方もいらっしゃると思います。 一般的には大聖堂、他12のロマン派時代の教会、美術館、そしてケルン特有のビール「Kölsch(ケルシュ)」を飲む居酒屋、ライン川、そしてこの町の人々が第五の季節と呼ぶカーニバル文化。このぐらいでしょうか。この辺りはガイドブックにいっぱい載っていますね。ちなみにですが、大聖堂に入ってすぐ右のステンドグラスには土星があります。「Saturn」という電化製品大手がスポンサーになったから、というトリビア。他にも大聖堂にはトリビアがいっぱいあるので、是非細部まで見ていってくださいね。   さて本題ですが、ジャズファンがケルンに来て、ライブに行きたい!となった時参考になるのはやはりネットです。 将来的にはこのブログを是非参考にしていただければと思うのですが、まだ全然データベースとして内容が成っていないので こちらのサイトもご覧ください。 http://www.jazz-in-koeln.de/ http://www.real-live-jazz.de/ http://www.jazz-guide-koeln.de/ http://www.cologne-jazz-supporters.de/   たまにライブシリーズがごっちゃになっているかもしれません、主なケルンのジャズのロケーションをリストアップしてみます。(大物、ローカル、ディクシー、セッション、ビッグバンドに分けてみました)   大物が見たければこちら Stadtgarten ジャズのみではないのですがどちらかというとジャズファンが喜びそうなバンドが来ていると思います Loft 現代系統の大物は大抵こちらです、こちらにもう少し詳しく書いてみました WDR Funkhaus 西ドイツ放送局のコンサートホール(大小あり)WDR Bigband もこちらで定期公演しています Kölner Philharmonie ケルンのフィルハーモニーですね。たまにジャズもやってます Next Level Jazz WDR Bigband レギュラーのサックスプレーヤー Paul Heller のライブシリーズ(毎月日曜日)   ローカルなジャズシーン、これが一番リストアップしにくく、一番興味を持っていただきたいところですね 上記の Loft 、 以前紹介した Salon de Jazz 、 他にも Stadtgarten の地下にある Studio 672 、 ちょっと高級感がある Altes Pfandhaus 、 レストランバーの ABS […]

ライブ!Subway Jazz Orchestra feat. Nils Wogram & Hayden Chisholm: „Getting Rooted“

2017年11月8日(水)ライブに行ってきました。 Subway Jazz Orchestra (-> website)が Nils Wogram (trb) と Hayden Chisholm (alt) をフィーチャー。 まず一言。メッッッッチャよかった!     。。。でもそれだけではレポートにならないので、もう少し詳細を書いてみます。 ライブスタートは夜8時半。入場料は 18€(通常)か 12 €(学生など)でケルンのジャズではアッパークラス。(twitter で日本円に換算してくださった方によると大人約2371円、学生1581円らしいです)もちろん何十ユーロするライブとかもありますし、あの二人をソロフィーチャーしていたらこのお値段では安いです。ビッグバンドの方も非常にいい音を出すので、逆に他のライブをもう少し値上げした方がいいと実感。 ライブに行こうと思ったきっかけは左に写っているCD Nils Wogram と Hayden Chisholm が長年一緒に弾いているワーキングバンド「Root 70」の2010年リリースの一枚。機会があったらぜひ聞いてみてください。(ディスクユニオンへ)なぜかワクワクするというか、ノリノリになります(笑)ジャズなんですけどね、ピアノとかギターがいない、つまりハーモニー担当がいないバンドです。そして二人ともケルン音大で学んでいた時期がありました。 で、いざライブへ。 ハコは「Subway」。一昔前はケルンでジャズといえばここだったらしいです。 1970年代から Subway では Dizzy Gillespie, Chet Baker, Dexter Gordon, Art Blakey, Ray Brown など、ジャズの大物がその跡を残していったそうです。(公式ページ参照)それからしばらくはジャズクラブとして有名どころではあったものの、21世紀になって現代風クラブに変わっていったのはジャズファンからしてみれば残念だったことでしょう。他のジャズクラブが出来ていく中、Subway でジャズが演奏されることはなくなった。。。そう思っていた矢先に若手のジャズアーティストがここで新しいビッグバンドを立ち上げ、定期ライブをするようになったのは2015年だったと思います。それが Subway Jazz Orchestra(SJO)。(動画は公式ページから借りさせていただきました)     前置きはこのくらいに。 Subway には地下への階段を降りて入場料を払い右の扉を開けて入ります。立ち込める熱気の壁を抜け、バンドメンバーと客とが入り混じっているところでなんとか右手のバーカウンターへ。飲み物を頼んだら次はライブ鑑賞のための立ち位置探し。当然数少ない椅子(多くても40席ぐらい?)はとうの昔に埋まっているので、バンドを横から見られるカウンターの前に陣取ります。真四角の4分の一の一角にバンド、その周りをエル字型に囲むようにして客がいる感じです。定期ライブもここ数回大盛況だったそうで、150人ぐらいはいるであろうハコはちょっとしたラッシュ状態でした。 バンドメンバーがだんだん集まってきて、「ちょっとごめんね」と言いながら […]